JOURNAL

落花生の屋内栽培日記_01

2024.01.19

落花生の屋内栽培日記_01

季節はずれの種まき、はじめました。

うまくいきますように。

(今回だけ長文です。)

屋内栽培を始めるきっかけは、気候変動による収穫量(不作でした)と質(でも美味しい)の不安定さや、農家減少で心配される千葉県産落花生の未来。

ですが、どうせやるなら楽しみな理由がよかったので、行ってみたかった”宇宙”での落花生栽培を目指してやることにしました。

まずは、どこでも作れる”MADE IN EARTH”から。
そして、目指すは”MADE IN MOON”です。

実は、2022年のクラウドファンディングで屋上に設置した太陽光パネルですが、クラファン終了後にタイミングよく2/3の費用をサポートしてくれる千葉県の補助金が誕生したので、パネルのサイズを3倍にしていました。その余力で、ピーナッツバター製造に加え、小さな実験室であれば屋内栽培に必要な光、風、熱、のエネルギーがまかなえる。

そんなこともあり、やってみることに。

まず今年は、10kgの収穫できたらなと思っています。
そして、5年後には5500tの収穫ができるように。
5,500tは、5年後には生産者が半減すると言われる千葉県産落花生の、近年生産量の約半分です。

どうやったら、いかなる環境になろうとも持続できる落花生栽培が実現できるのか。いろんな専門家や研究者の方々を訪ねまし,たが、今のところほぼ全ての方に採算的にも無理だと言い切られています。(嫌な言い方する人もいました!)

ですがどうにかカタチにして、5年でHAPPY NUTS DAYは宇宙に行こうと思います。そして、いつか宇宙基地で、落花生を栽培して、ピーナッツバターになったり、宇宙に行く人や暮らす人の美味しいエネルギー源になったり:)

月で、EARTHRISE(地球の出)を眺めながら食べるピーナッツバターの朝食は最高に美味いだろうな。

と、わくわくしています🙂

きっと時間のかかるチャレンジですが、温かい目で見守っていただけたら嬉しいです。


2023年末、お客様にお送りした手紙